- そもそも「プレハブ建築」って何ですか?
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プレハブ(事前に製造された)の略で、建物の主要な部材を
工場で大量生産・加工し、それを現場で建設して組み立てる工法です。 - 普通の家(在来工法)とどう違うんですか?
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在来工法が現場で木材を加工しながら建てるのに対し、プレハブ工法は工場で規格化された部品を使うため、工期が短く、コストが抑えやすいのが大きな違い
です。 - プレハブって、仮設の物置みたいなイメージですが、住居にもなるんですか?
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はい、住居用ですか(プレハブ住宅)もあります。事務所や倉庫として使われる簡易なものから、戸建て住宅として利用できる高い
品質と耐久性を持つものまで、種類が豊富です。 - プレハブの種類にはどんなものがありますか?
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主に使える構造によって、プレハブ系(軽量鉄骨)、ユニット系の系統に分かれます。
- どれくらいの期間で完了するのでお願いしますか?
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建物の種類や規模、現場の状況によりますが、一般的な建築と比較して
工期は短く(例えば1/3〜2/3程度)、2カ月〜4ヶ月で完了するものが多いです。 - 建築コストの目安を教えてください。
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建物の用途や仕様、場所によって異なります。
- プレハブを建てるのに「建築確認申請」は必要ですか?
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基本的に、土地に定着し、屋根と壁(または柱)がある建物は、
簡易的なものでも建築物として扱われるため、原則として建築確認申請が必要です。 - どんなプレハブでも申請が必要ですか?
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防火地域・準防火地域外で床面積が10㎡以内の増築・改築など、一部不要となる場合もありますが、事前に自治体や専門家に確認が必要です。
- 基礎工事は必要ですか?
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はい、ほとんどの場合、基礎工事は必要です。建築物として法的な要件を満たし、耐震性を確保するため、鉄筋コンクリート造の基礎を確立して緊結するのが一般的です。
- プレハブの耐使用年数はどれくらいですか?
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法定耐用年数は建物の構造によって異なりますが、実際の寿命は使用やグレード、メンテナンス次第です。一般的には10年から25年程度と言われますが、適切な手入れでそれ以上使用することも可能です。
- 地震の揺れに強いですか?耐震性はありますか?
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工場で品質が管理された部材を使用し、基礎工事をしっかり行えば、十分な耐震性を確保できます。軽量鉄骨やブレース構造など使われるため、地震に強いとされています。
- 断熱性や気密性は大丈夫ですか?冬は寒く、夏は暑いですか?
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簡易なタイプは性能が劣ることもありますが、最近の住宅用プレハブは、断熱材やサッシの改良が進んでおり、一般住宅とそん色ない高い気密・断熱性能を持つものもございます。